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メンタルケア

花粉症との上手な付き合い方

2025.3.10

花粉飛散量別の対策法とは

いよいよ本格的な花粉シーズンがやってきました。毎年、花粉症に悩まされて、春がやってくるのが憂鬱という方も多いのではないでしょうか? 花粉症の症状を軽くするには、とにかく早めの対策が肝心です! 花粉が飛び始める前から、しっかりと花粉対策を行うことで、症状を軽減させることに繋がります。飛散前、飛散量が少ない時期、飛散量が多い時期と、花粉の飛散量に合わせた対策を行うのがオススメです。

花粉の飛散前から、マスクや帽子などを着用し、花粉を身体に入れないように心掛けましょう。規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動も重要です。毎年、花粉症の薬を飲んでいる方は、医師に相談して、早めに飲み始めるのも良い対策だと言われています。

花粉の飛散が始まったら、マスクや帽子の他にも、花粉が付着しにくい服や、出来るだけ肌を隠せる服を意識しましょう。帰宅時には、玄関前でしっかりと花粉を落とし、室内に花粉を持ち込まないこと。目薬の点眼、うがいをこまめに行うことも大切です。

花粉の飛散がピークの時は、花粉対策を考えた日常生活に切り替えてください。布団や洗濯物は、布団乾燥機や乾燥機を活用して、外に干すのを控えるのがオススメ。どうしても外に干したい時は、花粉をしっかりとはたいてから室内に取りこむように注意しましょう。また、花粉ピーク時は、寝る前の入浴が鉄則です。朝風呂派の方は、夜の入浴に切り替えて、花粉をしっかりと落としてから、布団に入るようにしましょう。

症状別、一時しのぎの即効テク!

花粉症とは、身体の免疫反応が花粉に過剰に反応して起こる“アレルギー疾患”のこと。スギやヒノキなどの植物が原因になることが多く、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒み、充血、喉の痛み、全身のだるさなどの症状が代表的です。根本的な解決にはなりませんが、喉のイガイガや目の痒みを、一時的に緩和する方法をご紹介します。

喉のイガイガする際にオススメなのが、緑茶。花粉症の方は鼻呼吸がしにくく、口呼吸になってしまいがちです。緑茶は、喉を潤す乾燥対策に効果的。緑茶に含まれるカテキンには殺菌作用もあるので、まさに一石二鳥です。

目の痒みを落ち着かせるには、冷やすのが一番。清潔なタオルを冷水に浸し、しっかりと絞って目元にあてたり、保冷剤をタオルに包んで目を冷やすのがオススメです。目に花粉が入ると洗い流したくなりますが、水道水の含有塩素が目に刺激を与えてしまうことも…。目に花粉が入ってしまった際は、市販の洗眼液や人工涙液などで洗い流すようにしましょう。

花粉症対策、基本の復習!

基本的な花粉対策を復習しておきましょう。

1:外出時の対策
帽子、眼鏡、マスクを着用して、体内に花粉が侵入するのを防ぎましょう。服装は、花粉が付着しにくいポリエステルやナイロン素材のツルツルとした服を選ぶのがオススメ。綿やウール素材は、花粉が付きやすいので要注意。外出先から帰宅したら、玄関先で花粉を落としてから家に入るのが鉄則です。帰宅後は、手洗い、うがい、洗顔を徹底しましょう。

2:室内での対策
花粉の飛散が多い時期は、窓を閉めておくようにしましょう。花粉を除去する機能がある空気清浄機などを活用するのがオススメ。室内に入った花粉を除去するためにも、こまめな掃除を心掛けましょう。

3:体調管理
免疫力を高めるためにも、栄養バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。規則正しい生活を心掛け、十分な睡眠をとるようにしましょう。

しっかりと対策を行うことで症状を和らげ、つらい花粉シーズンを乗り切りましょう! 症状が改善しない場合は、早めに医師に相談するようにしてください。

【参考URL】
<政府広報オンライン>
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201102/2.html
<スギ花粉について日常生活でできること 環境省>
https://www.env.go.jp/content/000194676.pdf
<アレジオン エスエス製薬株式会社>
https://www.ssp.co.jp/alesion/howto/
<健康コラム 大正製薬>
https://www.taisho-direct.jp/simages/m/contents/column/season/kafunsho/
<医肌研究所 株式会社資生堂>
https://www.shiseido.co.jp/ihada-lab/article/ih41.html?srsltid=AfmBOoqAxlli3A8yKn-9Q7RBdPIyN5yC2ICJrq3-0mlXzh039AECF5It

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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