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冬の未病対策の秘訣は、身体を温めること!

心と身体を整える暮らし<二十四節気と七十二候>

2020.1.3

私たちの暮らす日本は、春・夏・秋・冬と四季の移り変わりが鮮やかな国。先人たちは、四季の変化を敏感に感じとり、自然に寄り添って生きることで、身も心も健やかに暮らしてきました。“二十四節気”とは、一年を春・夏・秋・冬と分けた各季節を、さらに六つに分け、二十四の期間に名前をつけたもの。“七十二候”は、二十四節気の各節気を、三つの期間に分け、名前をつけたものです。それぞれの季節に合わせた体調管理や、心掛けたいこと、季節折々の行事や楽しみ方などを、“二十四節気”と“七十二候”に沿ってご紹介します。

一年で最も寒い時期に入る「小寒(しょうかん)」

二十四節気における「小寒」は、「寒の入り(かんのいり)」と言われ、1月初旬から中旬にかけての、寒さが極まる少し手前の頃。「小寒」を境に、寒さは更に厳しくなり、節分までの約1ヵ月を「寒の内(かんのうち)」と言います。その初侯が「芹乃栄(せりすなわちさかう)」。「春の七草」のひとつである芹が生え始める、1月初旬頃を示します。東洋医学の世界では、冬は貯蔵の時。種になって、次の生まれ変わりを待つ季節です。また、五行の考えでは、生命エネルギーの源を貯蔵する「腎」の機能が盛んになる頃。ただし、「腎」は寒さに弱く、身体が冷えると機能が低下してしまいます。冬の寒さに勝つためには、身体に「陽気」をため、冷えの侵入を防ぐことが大切だと考えられています。

体温をアップさせて未病を防ぐ、温活のススメ

本格的な寒さが訪れるこの時期は、基礎代謝が著しく衰え、体温も低下します。年末年始の疲れも出やすく、免疫力や抵抗力が衰えやすいので、身体を冷やさない注意が必要です。日頃から、体温を上げる生活を意識するように心掛けましょう。服装は、身体の表面から熱を逃しやすい薄着は避け、手首や足首が隠れる暖かい服装に。ミニスカートなどを履く際は、足や腰をガードする冷え対策が必須です。体温アップには、適度な運動も効果的。筋肉を使うことで、新陳代謝をアップさせ、身体の内側から熱を発生させることが出来ます。また、身体を温める効果がある、ネギやカボチャ、鶏肉や羊肉、イワシやサンマなどの食材を、積極的に摂るのもオススメです。ショウガなどの香味野菜、ゴボウやサツマイモなどの根菜も、身体を温める効果があります。

「春の七草」が入った「七草粥」は、一石三鳥!?

今では、お正月の行事として定着している「七草粥」。この風習は、奈良時代に中国から伝わったのが始まりと伝えられています。「春の七草」の「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」が入ったお粥を、一月七日に食べることが、人々の間に広まったのは、江戸時代に入ってからのこと。一月七日は、江戸幕府が定めた式日である「五節句」である「人事(じんじつ)」の日。「人事の節句(七草の節)」として定められたことで、江戸の人々の間でも無病息災を願い、一月七日に「七草粥」を食べることが定着したと言われています。お正月のご馳走で疲れた胃調を休めるため、身体を温めるため、一年の無病息災を願うため、今年の一月七日には、一石三鳥の効果がある「七草粥」を、是非、召し上がってください!

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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