会員数250万人のメンタルヘルスケア専門企業が運営する「未病ケアラボ」

温泉の湧出量・源泉数ともに日本一の別府温泉は、古くから長期の湯治で訪れる客も多く、薬草を敷き詰めた蒸し湯や砂湯、酸性の湯からアルカリの湯まで、さまざまな種類の源泉が楽しめます。
(大分県 平成28年3月末調べ）

そんな別府温泉の中でも、被爆者が心と身体を癒しに訪れた、歴史ある源泉があります。1960年頃、九州大学医学部温泉治療学研究所の八田医師による治験が行われ、皮膚損傷へ一番変化のあった源泉に保養所（原子爆弾被爆者別府温泉療養研究所）を設立。今も源泉はそのままで、女性のための健康増進施設として美しい施設になりました。こだわりの美しい調度品が並ぶ館内は高級感に溢れ、京都の寺院などを手掛ける庭師によって造られた庭園は、四季折々の美しさを楽しめ、心豊かなステイを叶えます。

「Benefit for You」では、原爆センター時代より人々を癒した特別なお湯が、人々の心と健康に役立てるよう、さまざまなヘルスプログラムを取り入れた“現代版湯治”を楽しむことができます。その一つが、アーユルヴェーダ理論に基づく体質チェック。入浴・飲泉・食事・運動・睡眠まで、それぞれの体質や、その時の体調に合わせたステイを提案してくれます。

実際に働かれているスタッフの方の中には、飲泉で数十年来の便秘の悩みが改善されたという人や、お客様から「3年前のやけどの痕が薄くなったのは、入浴の効果ですか？」と、お問合せをいただいたこともあるそう。鉄輪地区の丘の上に建つ「Benefit for You」からは、湯けむりの別府市街が眼下に広がり、別府湾から昇る朝日は、日常の喧騒を忘れ、特別な気持ちにしてくれます。まさに“転地療法”という言葉が、ピッタリの場所。

そんな「Benefit for You」には、日本でも珍しい“泥湯”があります。サラサラの泥は、体感温度を変える作用と、含有されるミクロな石の赤外線の温熱効果とあいまって、体の芯から温めてくれる。体温を上げることは、女性にとっても男性にとっても、軽い心と身体をつくるのに、プラスに働きます。
泥湯のほか、酒かすや米ぬか、ハーブなどを源泉にくわえた「季節の湯」が楽しめます。また、温泉水をミストにしたミストサウナでは、ハーブの女王とも呼べるヨモギが蒸気で蒸され、サウナ内に香り立ちます。ここで使われるヨモギやレモングラスは、全て日本産のオーガニック。身体に優しく、パワフルに働いてくれるでしょう。

また、別府湾からあがる新鮮な魚介類と、由布院の「佐藤自然農園」がつくる自然農法「むかし野菜」を使った“養生美食イタリアン”は、舌の肥えたセレブやVIPに愛され、食事目的に訪れるファンも多い。「自然農法」という、自分の力で大きく育つ野菜は、甘みと味が濃いだけではなく、人間の体内に蓄積された重金属を輩出する力が強いと言われています。希望すれば、車で40分ほどの「佐藤自然農園」での収穫体験も可能。手間暇をかけ、“草木たい肥”でつくった畑の土はふかふか。真摯に野菜作りに向き合う代表はじめ、各地から修行にきている若いスタッフの方から、こだわりの自然農法の話も伺うこともできます。日本屈指の源泉、こだわりの食事に、ジムやピラティスの運動も加えた新しい湯治場所「Benefit for You」を訪れて、心と身体をリフレッシュさせてみては！