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ライフスタイル

ファスティング後の復食に、自然栽培野菜が良いらしい!

人を良くする「食」の実現

2019.10.1

身体の90%は細菌! と微生物の話

良いらしい! と言いましたが、当たり前ですよね。
ただでさえ、吸収力が断然上がっている中に、栄養価の高い野菜を食べれば、身体が良くなりますよね。
さらに、腸内環境を整えるために、腸内細菌の数を増やすことが大事なのですが、
農薬や化合物を使用していない自然栽培であれば、野菜から善玉菌を増やすこともできます。

実は、あなたの身体は、10%しか所有していないんです!
いきなり何ですか?! って、感じですよね。
自分の身体だと思っているものを形作っている細胞の10倍微生物と細菌がいます。
腸内だけで100兆個存在します。なんと、一生涯でアフリカ象5頭分もの微生物が棲みます。
想像つきにくいですが、とにかく相当な重さですよね。

今現在でさえ、1~2kgくらいの細菌を、皆さん持っています。
体内の細菌と微生物は「第2の皮膚」と言われ、
外部から来た悪い微生物や、細菌をやっつけたり侵入を防いだりします。
彼らがたくさんいることで、健康を維持できるんです!

さらに、微生物や細菌は、腸内で分解吸収を助けてくれています。
では、なぜ彼らは、栄養吸収を援助し、免疫機能まで担ってくれているのでしょうか?

なぜかと言えば、宿主である人に貢献することで、自らの棲みやすい環境を整えるためです。
体全体にもちろんそれ以上の菌がいるのですが、
人の免疫機能の70%が腸内にあり、細菌も腸内に密集しています。
それだけ人にとっても、菌にとっても、腸内が重要なものだということですね!

身体も畑も、微生物が大事。

実は、自然栽培の畑も、全く同じなんです。
消化吸収も免疫機能は、人も植物も、微生物と細菌たちのおかげで、成り立っているのです。
そして、自然栽培は、彼らの力を借りるために、彼らにとっても住みやすいように畑の環境を整えます。

自然栽培では、足りないものを補うという考えで、肥料を使用しないので、
チッソをくれる微生物A君、アミノ酸をつくれる微生物B君、マグネシウムをくれる微生物C君…など、たくさんの微生物君に働いてもらいます。
微生物君は、空気が好きな子が多いので、畑に空気を入れるように浅く耕したり(深くすると、微生物君のお家が壊れたり)、植物の根を伸ばす力を利用して、土の中にすき間を増やしたり…など、いろいろと工夫します。

ちなみに、畑と同じで化学製品を摂取すると、彼らは死んでしまいます。
そうなると、吸収力も免疫力も、当然下がります。
反対に、彼らの大好物は、やはり野菜から摂る食物繊維やオリゴ糖など。
もちろん、自然栽培の野菜であれば、微生物にとって最高のご飯になります!

生活の全てを、彼らの好ましいものにするのは難しいので、
頭の片隅に置いて、少し毎日の生活を意識してみると良いですね。

You are what you eat.

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日々、自然栽培の農業に携わり、食と健康を意識する中で、
何が大切かを考えると、
腸内環境を整え、未病の原因を解決するために何を食べるのか、
その選択が、最も重要だろうと思います。

あなたの身体はあなたが食べたもの、そのものから出来ています。
身体の異常は、食べたものの異常であると言えます。

化学物質を避け、良質な食事、
特に、菜食に注目することが重要であることは、言うまでもありません。
食べたものが、あなたの血液を作り、細胞を作り、あなた自身をつくります。
「食べる」とは「命」そのものであり、
良質な「食」つくりとは、モノの価値を超え、
あなたの豊かで健康な生活の基盤をつくること、です。

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柏木 大樹 氏
株式会社ビオアグリ 代表取締役
http://bioagri.jp/

神奈川県横浜市生まれ。実家が八百屋の孫として生まれ、幼少期から病弱で入退院を繰り返す。そんな原体験から健康意識が高く、行き着いた先が『食』づくりだった。3年間の社会人経験を経て2015年に淡路島に移住し未経験ながら自然栽培という農法で野菜作りを開始した。現在は淡路島内の複数の農家とグループとなり自然栽培野菜の生産と販売を行なっている。全て無肥料・無農薬で育てた野菜のみでありメイン作物は固定種・伝統種・自家採種のタネ。人を良くする『食』の実現を目指し、良いものが当たり前に流通する社会のインフラを目指す。

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