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メンテナンス

毎日の食事で、乾燥しやすい秋冬肌を改善!

2020.11.5

肌がカサつく原因は、空気の乾燥だけではない!?

この季節、肌の乾燥に悩まされるという方が増えてきます。秋冬の肌のカサつきは、空気の乾燥だけが原因ではないのをご存じですか? 私たちの身体は寒さを感じると、体温の低下を防ごうとして、皮膚への血流量を減らします。その結果、皮膚の代謝が低下して、皮膚分泌が減少。さらに、皮膚を守る角質細胞間脂質の生産も低下し、汗の量が減ってしまうため、皮膚内の水分はどんどん蒸発して、肌の乾燥をまねいてしまうのです。

美肌作りの鍵は、タンパク質!

乾燥肌を防ぐには、肌の内側から改善することが大切です。そのために欠かせないのが、肌の主成分である“タンパク質”。タンパク質というと筋肉を作る栄養素というイメージが強いかもしれませんが、筋肉だけでなく、肌や髪、臓器など、身体を構成する重要な成分です。タンパク質が不足すると、潤いが失われ、肌の状態が悪くなり、乾燥をまねくだけでなく、体調を崩してしまう原因に…。健康のためにも、タンパク質を含んだバランスの良い食事を心掛けるようにしましょう。タンパク質を摂取できる食品には、動物性と食物性があります。「動物性タンパク質」の代表的な食品は、鶏肉、牛肉、豚肉、魚、牛乳やチーズなどの乳製品。「植物性タンパク質」の代表的な食品は、豆腐、納豆などの大豆製品や、枝豆などの豆類などが挙げられます。また、タンパク質と一緒にビタミンCを摂取すると、コラーゲンの生成が促進され、さらなる美肌効果が期待できます。

乾燥肌の改善には、ビタミンが効果的!

タンパク質の他に、乾燥肌対策に欠かせないのがビタミン。ビタミンは、美肌作りの強い味方として有名です。例えば、ビタミンAには、肌に潤いを与える働きがあり、ビタミンB2とB6には、ハリや弾力を与える働きがあります。ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートし、皮膚の抵抗力を高め、ハリを保つ効果も期待できます。ビタミンEは、血液循環を促す働きがあるため、肌のすみずみまで栄養素を行きわたらせて、肌に潤いをもたらしてくれます。肌が乾燥しやすいこれからの季節、食生活を見直して、若々しい肌で健康的な毎日を過ごしませんか。

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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