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疲れた身体を労わる、胃腸に優しい食事!

2023.1.10

胃腸に優しい食事とは

年末年始に暴飲暴食を繰り返してしまい、胃腸がお疲れ気味という方、多いのではないでしょうか? お正月明けは、胃もたれや消化不良などが起こりやすい時期。そんな時は、消化の良い食べ物を摂るようにして、胃腸に優しい食事を心掛けましょう。

胃腸に優しい食事とは、消化に良い食材を使って、できるだけ油は控え、刺激の少ない優しい味付けで調理したもの。脂質や食物繊維が少なく、胃腸に負担をかけない料理です。唐辛子やスパイスなどの香辛料や、濃い味付けの料理は、胃や腸を刺激してしまうので要注意。

また、野菜は、生野菜で食べるよりも、加熱した方が消化されやすくなります。食材の多くは、やわらかく加熱することにより消化されやすくなるので、胃腸を休めたい時は、スープなどにして食べるのがおすすめです。

理想的な献立&調理法について

柔らかく炊いたご飯、お粥や雑炊、柔らかく煮込んだうどんを主菜として、豆腐や納豆、タイやタラなどの白身魚、鶏のささみ、大根や白菜、キャベツやジャガイモなどの野菜を、優しい味付けで調理したものを副菜に献立を考えるのがおすすめです。

蓮根やゴボウなど食物繊維の多い野菜や、辛い食べ物や濃い味付けで調理した料理は、胃に負担がかかってしまうのでNG。油を使った揚げ物も、胃への負担が大きいので避けるようにしましょう。油は少なめにして、煮たり、蒸したり、ヘルシーな調理法がおすすめです。

胃腸を労わる食事習慣

消化に良い食事を心掛けることと同様に大切なのが、胃に負担をかけない食べ方です。早食いは、しっかりと食べ物を噛めないため消化に時間がかかってしまいます。食事は、よく噛んで、できるだけゆっくりと食べるように心掛けましょう。お腹いっぱいまで食べず、腹八分目を目安に食べることも大切です。

また、食事を摂る時間も重要です。夜、遅い時間に食事をすると、睡眠中も胃が消化を続けることに…。胃に負担がかかるだけでなく、身体もしっかりと休むことが出来ず、睡眠の質が低下してしまうことに繋がります。夕食は、就寝の3時間前には摂るように心掛け、消化がすんでから眠るようにしましょう。毎日の食生活を見直し、新しい年を元気な胃腸でスタートしてください!

【参考URL】
<日本調剤>
https://www.nicho.co.jp/column/20221003_c1/
<NHK健康チャンネル>
https://www.nhk.or.jp/kenko/special/stomach/sp_1.html
<サントリーウエルネス オンライン>
https://www.suntory-kenko.com/column2/article/7055/

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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