メンテナンス
心を癒すフラワーエッセンスの可能性
2019.10.3
未病ケアが盛んな自然大国ニュージーランド
「未病」をサポートする方法にはさまざまなメソッドがありますが、その中で目に見えない私たちの感情や思考を整えることで心身のエネルギーバランスが回復すると考えるのがフラワーエッセンスです。フラワーエッセンスは日本ではまだ認知度が低い自然療法ですが、自然療法が盛んなヨーロッパやオセアニア諸国では子供から大人まで「エモーショナルレメディ」として一般的に利用されています。
実際に私が実践しているニュージーランドフラワーエッセンスは、2011年のクライストチャーチ大震災時に震災のショックの緩和のために病院や薬局などの医療機関の窓口に設置され無料で配布されました。また新聞では医師や医療機関に対して被災者のサポートにフラワーエッセンスなどの自然療法を推奨する記事が掲載されたことが印象的な記憶として残っています。
目に見えない心の不調和にアプローチ
フラワーエッセンスの実践における基本的なアプローチはホリスティック(全体的)な視点です。ホリスティックなアプローチでは「心と体はつながっている」と考え、肉体、感情、思考、霊性のすべての側面の状態を観察し不調和が起こっている状態に対してフラワーエッセンスを選びます。フラワーエッセンスは、植物が持っている固有の「波動(振動数)」が転写された水です。私たちの思考や感情、肉体にもそれぞれ特有の「波動(振動数)」があり、そこに「植物」の波動でアプローチをかけよう、というのがフラワーエッセンスの考え方です。
植物のポジティブなエネルギーによる変容
私たちの体内で起こる思考や感情の「波動」は大きく分けると、嬉しい、楽しいといったポジティブな振動数と、悲しい、悔しいといったネガティブな振動数の2種類になります。例えば、あるアクシデントにより、「悔しい」という感情が湧き上がったとします。するとその「悔しい」という振動数の波動は一瞬にして約70%が水分でできている私たちの体で波紋のように広がります。つまりネガティブな波動が広がります。そこで登場するのがフラワーエッセンスです。体の水分の中に広がってしまった「悔しい」という波に対して、フラワーエッセンスのポジティブな波を落とし、共鳴させることでネガティブな振動数を上書きするのです。こうした振動数の上書きにより、フラワーエッセンスはネガティブな思考からポジティブな思考への変容と浄化のサポートを行います。この手法は上記のような未病の始まりの段階からの離脱だけではなく、普段の生活の中での状況、仕事、家族、恋愛、人間関係など、さまざまなシーンに応用していくことが可能です。ご自身のメンタルケアのサポートとして、未病状態を改善するツールとして、ひいては幸運を引き寄せる道具として、フラワーエッセンスは非常に興味深いメソッドであるのではないでしょうか。
First Light Flower Essences of New Zealand認定講師
英国IFA認定アロマセラピスト
URL:http://www.kauri-jp.com/top.html
ニュージーランドフラワーエッセンスは創始者のウェイバー夫妻より直接師事。日本人初の公認プラクティショナー、認定講師。
香りを様々なニーズに合わせて幅広い視点から選択し、癒しを提供するツールとしてさまざまなブランドやメディア媒体の調香コーディネート、監修、執筆を手掛けている。