会員数250万人のメンタルヘルスケア専門企業が運営する「未病ケアラボ」

メンテナンス

身体を温めるツボで、冷え症を改善!

2021.1.29

冷え”は、美肌やダイエットの天敵!

寒さが一段と厳しいこの時期。何となく肌の調子が悪い、身体がダルい、むくみやすいと感じることはありませんか? もしかしたら、その症状は、“冷え”が原因かもしれません。身体の末梢まで血液が通わなくなることで起きる、身体の冷え。血液は、酸素や栄養素、熱も運んでいるので、血液が運ばれなくなることで、さまざまな体調不良を起こしてしまいます。

身体が冷えると、新陳代謝が遅れてしまい、肌のターンオーバーも乱れて、肌荒れを起こしやすくなります。また、血色が悪くなるので、肌もくすみがちに…。肌へのダメージだけでなく、新陳代謝が悪くなることで太りやすい体質にもなってしまいます。万病の元ともいわれる“冷え”は、健康維持だけではなく、美肌やダイエットの天敵でもあるのです。

冷え症に効く! 身体を温めるツボ

冷えを改善するには、血行を良くすることが重要です。そこでオススメなのが、身体を温めるツボを刺激すること。ツボを押す際は、強く押しすぎず気持ち良いと感じる強さで、押すように注意してください。

【三陰交(さんいんこう)】
三陰交のツボは、冷え性の改善、生理痛や生理不順、更年期障害の緩和や軽減など、女性特有の症状に欠かせないツボです。胃腸の働きを整え、胃もたれや消化不良の緩和などにも効果があると言われています。
<三陰交のツボ 押し方>
足首の内側のくるぶしから指幅4本分上がった部分が、三陰交のツボ。ゆっくりと息を吐きながら、気持ち良いと感じるぐらいの力で静かに押し、息を吸いながら離します。

【太谿(たいけい)】
太谿のツボの名前は、足裏にあるツボ「湧泉」から湧き出たエネルギーが、渓流の流れとなって注ぐという意味。代謝を促し体内の水分バランスを整える働きがあります。足腰の冷えの改善に効果があると言われています。
<太谿のツボ 押し方>
太谿のツボは、両足内側のくるぶしのすぐ後ろにある、少しくぼんだ部分。親指の腹を使い、気持ち良いと感じるぐらいの力で5秒ぐらい押して、ゆっくりと離します。

【合谷(ごうこく)】
「万能のツボ」とも言われる、合谷のツボ。手足の冷えや肩こり、頭痛や眼精疲労、歯の痛み、生理痛、風邪の初期症状、ストレスの緩和など、さまざまな症状に効果があると言われています。
<合谷ツボ 押し方>
合谷のツボは、手の親指と人差し指の骨が交差するくぼみの部分。反対の手の親指と人差し指で、合谷のツボを挟むように押さえ、気持ち良いと感じるぐらいの力で5秒ぐらい押して、ゆっくりと離します。

仕事や家事の合間にさっと押せるツボなので、ぜひ、試してみてください!

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

廣田 美千代さんの記事一覧

  • f
  • LINE