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メンテナンス

秋がくる前に、夏の肌ダメージをリペア!

2022.8.19

夏の肌ダメージとは?

肌にとって、過酷な環境の夏場。夏に受けた肌ダメージは、くすみやシミ、肌トラブルとなり、秋以降に現れてくるので、今の時期のケアが肝心です。夏の肌ダメージの大きな原因は、強い紫外線、エアコン、汗や皮脂の分泌などが挙げられます。

肌ダメージの大きな原因である紫外線は、シミや皮膚の炎症を引き起こすだけでなく、肌老化の大きな原因と言われています。また、コラーゲンやエラスチンの減少にもつながり、肌の弾力が低下して、シワやたるみを起こす原因に…。肌の乾燥を招くため、バリア機能が低下し、肌トラブルに繋がります。

二つ目の原因として挙げられるエアコンは、肌の水分を蒸発させてしまい、肌乾燥の原因に。エアコンによる冷えにより、血行が悪くなり、肌だけでなく体調のバランスも崩しやすくなってしまいます。

三つ目の原因は、汗や皮脂。汗は、私たちの体温調節のために欠かせませんが、汗が蒸発する際に、肌の水分を奪い、乾燥の原因に…。汗により、肌の水分量が減少すると、乾燥を防ごうとして、皮脂が過剰に分泌されます。皮脂は紫外線を浴びることで酸化してしまい、ニキビや毛穴詰まりなどの肌トラブルに繋がります。

美肌に欠かせない栄養素を摂る!

夏の肌ダメージを修復するには、身体の内側からの対策も欠かせません。栄養バランスの良い食事を心掛けることが重要ですが、夏の肌ダメージのために、特に効果的なのが下記の栄養素です。

■ビタミンA
レバー、にんじん、小松菜、ほうれん草などに多く含まれるビタミンA。強い抗酸化作用を持ち、皮膚の健康を保つ働きがあります。また、肌に潤いを与え、ターンオーバーを促す作用もあるため、メラニンの排出を促進し、シミやそばかすの予防にもおすすめです。

■ビタミンC
キウイ、ブロッコリー、柑橘類などに多く含まれるビタミンC。美肌作りに欠かせない栄養素で、強い抗酸化作用があります。シミの原因となるメラニンの生成を抑制、肌のターンオーバーを促進し、メラニンの排出も促してくれます。また、コラーゲンの生成をサポートし、肌のハリや潤いを守る働きがあります。

■ビタミンE
ナッツ類、卵、アボカド、胡麻などに多く含まれるビタミンE。若返りのビタミンとも呼ばれ、抗酸化作用の働きで血行をスムーズにして、ターンオーバーを促進してくれます。血行が促進されるので、夏場の冷え予防にも効果的です。

■タンパク質
肉類や魚類、大豆類や乳製品、卵などに多く含まれるタンパク質。肌を作るタンパク質をしっかりと摂り入れることで、肌の乾燥や肌荒れを防いで、潤いのある健康的な肌へと導いてくれます。

■鉄分
あさりやレバー、豆乳や小松菜などに多く含まれる鉄分。コラーゲンの生成を促す働きがあり、ハリ感のある肌へと導いてくれます。また、血流を改善してくれるので、くすみやクマの改善にもおすすめです。

睡眠・運動・スキンケアも大切

夏のダメージ肌を修復するには、毎日の食生活にプラスして、美肌作りのための生活習慣を意識することも大切です。まずは、質の良い睡眠をしっかりととること。睡眠中には、傷ついた細胞の修復や、疲労回復を行う「成長ホルモン」が分泌されます。美肌を保つために欠かせない「成長ホルモン」の分泌を促すためにも、質の良い睡眠をとることは必須です。

また、適度な運動を行うことも重要です。身体を動かすことで体温が高まり、全身の血行が促進されます。血行が良くなると、新陳代謝が活発になり、肌のターンオーバーが促進されるため、肌トラブルを改善して健康的な肌へと導いてくれます。

毎日のスキンケアを丁寧に行うことも大切です。日焼け肌や角質が気になりやすい時期ですが、刺激の強い美白ケアやピーリングなどは、肌が疲れている時は控えるようにしましょう。肌トラブルが起きている際は、刺激の少ない化粧水や乳液を使い、保湿ケアに集中するのがおすすめです。

秋がくる前に、夏のダメージ肌を修復して、潤いのある健康的な肌を手に入れましょう!

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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