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メンテナンス

心と身体を健康に! お散歩のススメ

2023.5.19

お散歩の効果について

手軽な有酸素運動として、近年人気が高まっているジョギング。在宅ワークの運動不足解消にも効果的なジョギングですが、運動習慣のない方が続けるのはなかなか難しいものです。気軽な気持ちで、お散歩から始めてみるのは如何でしょう。

ランニングやジョギングは運動効果がありそうだけれど、お散歩は運動にならないと思っていませんか? 実は、お散歩にもさまざまな効果があります。お散歩をすることによって、血行が良くなり、体温が上昇して、新陳代謝が促進。毎日、お散歩を続けることで、筋肉量や免疫力をアップさせる効果もあります。また、血行が促進されることで、脳も活性化されるので、新しいアイデアが浮かんだり、思考力がアップする効果が期待できます。ただし、間違えた歩き方をしていると、疲れやすく逆効果に…。正しい歩き方で行うことが重要です。

正しい歩き方とは…

まずは、正しい姿勢で立つことが大切です。正しい立ち方は、横から見た時に、耳の後ろから踵までが、一直線に真っ直ぐになっていること。肩の力を抜き、重心は真ん中にある状態です。悪い立ち方は、耳から踵までにかけてゆるやかなS字になってしまい、重心が前後左右にずれた状態。悪い姿勢の代表が、猫背と言われる前傾姿勢や、猫背とは逆の反った姿勢です。前傾姿勢や沿った姿勢は、立っているだけで疲れてしまいます。歩き始める前に、必ず立ち姿をチェックしましょう。

正しい姿勢で立つことが出来たら、歩き出します。腕を自然に振り、歩き出した前足は踵から着地、後ろ足は親指でしっかり蹴りだすことを意識します。そうすることで、自然と背筋が伸び、膝も伸びて、正しいフォームで歩けるようになります。

ダイエットに効果的な歩き方

薄着の季節になってきたので、ダイエットをしたいという方におすすめなのが、痩せるための歩き方。痩せるための歩き方は、脂肪燃焼をさせるために、筋肉を多く使うフォーム、心拍数を上げる速度、歩く時間の長さなど、身体を大きく動かすダイエットのための歩き方を意識します。

ダイエットのための歩き方は、歩幅を広めにとるのがポイントです。股関節から脚を出すイメージで大きく動かします。基本のフォームよりも、後ろ足を強く蹴って押し出し、腕は90度に曲げて二の腕を引くように意識します。ただし、歩幅が広すぎてしまうと、姿勢が崩れやすくなってしまうので要注意。また、無理に速度を上げてしまうと、関節に負担がかかるので、体調に合わせて、ゆっくりと自分のペースを見つけるようにしましょう。

新緑が眩しいこの季節。自然や景色を楽しみながら、心と身体をリフレッシュできるお散歩に出かけてみては如何でしょうか。

【参考URL】
<国土交通省>
https://www.mlit.go.jp/common/000022977.pdf
<厚生労働省>
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/pdf/03-d-27.pdf
<スポーツ庁 web広報マガジン>
https://sports.go.jp/special/value-sports/plus-10-minutes-walking.html

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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