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その不調、もしかしたら“春バテ”かも!?

2024.4.10

春バテの症状とは

ようやく春らしくなってきたのに、何となく身体がだるい、気分が落ち込む、やる気が起きない…など、身体の不調を感じることはありませんか? その症状、もしかしたら「春バテ」かもしれません。

この季節は、冬から春にかけて朝晩の寒暖差が激しく、新年度が始まり、生活環境の変化が多い時。気温差のストレスや新生活のストレスから、心身ともに不調を感じやすいと言われています。春に起こる、この不調を「春バテ」と言います。

下記が、代表的な春バテの症状です。
あてはまるものがないか、セルフチェックしてみましょう。

【春バテ チェックリスト】
□理由もなく身体がだるい
□最近、疲れやすい
□やる気が起きない
□頭痛やめまいが起きる
□イライラする
□気持ちの浮き沈みが激しい
□朝起きるのがつらい
□食欲がない
□夜、眠れない

春バテが起こる原因について

春バテの原因は、自律神経の乱れだと考えられています。春先は、一年の中で最も寒暖差が大きく、低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる季節。こうした気温や気圧の変化に、私たちの身体が対応できるようにコントロールしてくれるのが自律神経なのですが、寒暖差や気圧差が激しいとコントロールが出来なくなり、春バテの症状である、頭痛やめまい、身体の疲れやだるさ、イライラや気分の落ち込みなどを引き起こしてしまうのです。

また、春は引っ越しや就職など、生活環境の変化が多い時期です。新しい環境で新年度をスタートされる方も多いはず。慣れない環境で気付かないうちに緊張状態が続き、ストレスを溜めてしまい、自律神経のバランスを乱してしまうことも、春バテが起きる原因の一つです。

春バテを予防&改善するには

春バテを予防&改善するには、自律神経のバランスを整えることが大切です。自律神経のバランスを整えるには、規則正しい生活、適度な運動、質の良い睡眠、バランスの良い食事などを心掛けることが重要です。

また、寒暖差が激しい春先は、身体が冷えてしまいがちです。身体を温めることも意識しましょう。日中暖かくても、夜には肌寒くなることが多いので、薄手のシャツやカーディガンなど、すぐに着脱できるものを持ち歩き、体温調整をできるようにするのがおすすめです。

入浴もシャワーで済まさずに、湯船に浸かって、身体を芯まで温めるようにしましょう。リラックス効果はもちろん、身体が温まることで血行も良くなり、自律神経のバランスが整い、睡眠の質も高まります。

ストレスを感じた際の、リフレッシュ法を見つけておくのもおすすめです。趣味やショッピングを楽しむ、好きな音楽を聴く、アロマの香りで寛ぐなど、自分流のストレス解消法があると、ストレスを溜めにくくなると思います。心身ともに疲れやすいこの季節。春バテ対策を行って、気持ち良く健やかな春を過ごしましょう!

【参考URL】
<首都圏デジタル産業健康保険組合>
https://www.sdi-kenpo.or.jp/imfine/2023/01/25/seikatu/index.html
<栄養のはなし 日本調剤株式会社>
https://www.nicho.co.jp/column/20200401_c1/
<暮らしのネタ 都道府県民共済>
https://kurashi-tane.org/archives/10054
<FANCL CLIP 株式会社ファンケル>
https://www.fancl.co.jp/clip/healthcare/feature/2304-2/index.html
<大正健康ナビ 大正製薬ホールディングス株式会社>
https://www.taisho-kenko.com/column/76/
<京都中央信用金庫健康保険組合>
http://www.kyotochushin-kenpo.or.jp/system/data/news/79/79_1.pdf

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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