メンテナンス
痩せる生活習慣VS太る生活習慣の違いとは?
2024.5.10
生活習慣がスタイルを左右する
夏に向けて薄着になる機会が増えてくる、これからの季節。ボディラインを気にして、そろそろダイエットをしようと思っている方、多いのではないでしょうか? ダイエットを始める前に、まずは、本当にダイエットが必要な身体なのか、よく考えてみてください。痩せていることが魅力的だと思いがちですが、痩せすぎて健康を害してしまっては本末転倒です。細さだけでなく、健康的なスタイルを目指すことが大切です。
もし、ダイエットが必要だと判断しても、食事を抜いたり、偏った食事、ハードすぎる運動など、無理なダイエットは禁物! まずは、生活習慣の見直しからスタートしてみましょう。
例えば、ダイエットをしているのに、なかなか痩せないという方、しっかりと食べているのに、全く太らないという方、皆さんの周囲にいらっしゃいませんか? この違いは、生活習慣にあることが少なくありません。気が付かないうちにやっている「太りやすい習慣」、「痩せやすい習慣」があるのです。
痩せやすい生活習慣とは
まずは、食事。ダイエットだからと、食事を抜くのはNGです。食べずに痩せようとすると、体内の必要なエネルギーが不足してしまいます。そのため、体内の筋肉を分解してエネルギーを補おうとします。その結果、体内の筋肉が減ってしまい、基礎代謝が低下するので、脂肪を燃焼しづらい「痩せにくい身体」になってしまうのです。
また、偏った食事も効果を得られないだけでなく、健康に支障が出てしまうことも…。タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂ることが大切です。特に、タンパク質は筋肉を作る栄養素なので、意識して摂るように心掛けましょう。
食事は出来るだけ、毎日、規則正しい時間に摂り、よく噛んで、ゆっくり食べることを習慣づけることが大切。しっかりと噛むことで、脳の満腹中枢から満腹サインが送られ、食べ過ぎを抑えることができます。就寝直前の食事は控えることも、痩せやすい習慣のひとつです。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスをとるために、適度な運動を習慣づけることも重要です。筋力トレーニングと有酸素運動を、上手に取り入れるようにしましょう。筋力トレーニングは、筋肉量を増やすことができ、基礎代謝が高まるため、脂肪を燃やしやすい身体に繋がります。有酸素運動は、運動中に脂肪を燃焼するため、筋トレと有酸素運動を行うことで、相乗効果が期待できます。筋肉の柔軟性を高めるために、ストレッチもオススメです。
その他にも、身体の巡りを良くするために「こまめな水分補給」、睡眠不足を防いで、ホルモンのバランスを整えるために「早寝早起き」、代謝や睡眠の質をアップさせるために「入浴」などが、痩せやすい習慣として挙げられます。
太りやすい生活習慣とは
一方、太りやすい生活習慣は、痩せやすい生活習慣の正反対の習慣です。例えば、食事を抜く、偏った食事、早食いなどは、太りやすい身体を作る原因に…。食べ過ぎにも要注意です。摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまうと、余分なエネルギーが脂肪として体内に蓄積されてしまいます。昔から、「腹八分目」という言葉があるように、食べ過ぎは健康を害する恐れがあるので気をつけましょう。
また、運動不足は、摂取カロリーを消費しづらいだけでなく、筋肉量が低下して基礎代謝が下がるため、太りやすい身体になってしまいます。睡眠不足もホルモンのバランスの乱れに繋がり、太りやすい体質に…。十分な睡眠がとれていないと、成長ホルモンの分泌が減少し、体脂肪が増えやすくなります。また、食欲を増進させるホルモンの分泌が増えて、食欲が増してしまう恐れもあります。
「痩せやすい生活習慣」と「太りやすい生活習慣」の違いは、「食事」、「運動」、「睡眠」の3つが、大きな鍵となります。正しく食事をして、適切な運動を行い、質の良い睡眠をとることが、理想的な身体を手に入れる秘訣なのです。肌の露出が増えるこれからの季節に向けて、無理なダイエットを行うのではなく、まずは毎日の生活習慣を見直すことから、始めてみては如何でしょうか。
【参考URL】
<美的.com>
https://www.biteki.com/life-style/body-care/516708
<All About Beauty>
https://allabout.co.jp/gm/gc/387698/
<ビューティー&ヘルス リセラテラス>
https://www.dr-recella.com/recellaterrace/journal/diet/habits-easy-gain-weight
<健康・運動・食のマガジン 株式会社カーブスジャパン>
https://www.curves.co.jp/column/638592/