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メンテナンス

日焼けケアだけじゃない! 夏の正しいスキンケア

2024.7.10

夏の肌状態について

いよいよ、夏本番です! 紫外線が強くなるこれからの季節、肌のお手入れは、紫外線対策を徹底していたら大丈夫だと思っていませんか? 夏場は、汗や皮脂でベタつきやすく、一見、肌が潤っているように見えますが、実は、肌内部は乾燥しやすい状態です。

肌の乾燥と聞くと、秋冬というイメージがあるかもしれませんが、気温が高い夏場は、汗をかきやすく、汗と一緒に肌のうるおい成分が流出してしまうため、肌は乾燥しやすい状態に陥っています。さらに、エアコンや紫外線の影響で、肌の水分も奪われてしまい、肌表面はベタついているのに、肌内部は乾いている「隠れ乾燥」を起こしてしまうのです。

夏こそ保湿ケアが肝心!

肌が「隠れ乾燥」を起こしやすい夏のお手入れに欠かせないのが、保湿ケアです。「夏場は、肌がベタつきやすいから、スキンケアは化粧水だけ」「化粧水をたっぷり塗布しているから、保湿は完璧!」という方は、要注意です。化粧水だけのお手入れでは、肌内部の水分が蒸発してしまい、肌に必要な水分をキープできない可能性が大。化粧水で水分を塗布した後は、油分を含んだ乳液やクリーム、オイルなどを使用し、肌に潤いをしっかりと閉じ込めることが大切です。

また、肌の乾燥を防ぐためにも、紫外線をガードするUVケアは重要です。紫外線対策をしていない無防備な肌で過ごしてしまうと、紫外線のダメージを受けやすく、肌のバリア機能が低下し、肌内部の潤いが奪われてしまいます。コラーゲンやヒアルロン酸を生成する細胞も破壊されてしまうため、シミやそばかす、シワやたるみなどの原因にも繋がってしまいます。夏のスキンケアは、UVケアで紫外線をしっかりとガードしながら、肌の潤いをキープする保湿ケアのWアプローチが必須なのです。

日焼け後のお手入れ方法

UVケアと保湿ケアを頑張っていても、海や山など紫外線の強い場所に行くと、どうしても日焼けをしてしまうことがあると思います。日焼けした肌を放置してしまうと、肌が炎症を起こすだけでなく、シミやシワなど将来の肌トラブルの原因に…。

強い日差しを浴びてしまった後は、できるだけ早く肌を冷やすように心掛けましょう。まずは、氷や保冷剤などを濡れたタオルで包み、日焼けした部分に当てて、肌のほてりや赤みをおさえるのがおすすめです。肌のほてりや赤みや痛みが引いてきたら、化粧水や乳液、クリームなどで、たっぷりと肌に潤いを与えます。ただし、日焼け直後の肌は敏感になっているので、パッティングなど肌に刺激を与える行為はNG。肌に優しく押し入れるように、掌でプレスするようにしましょう。

また、日焼け後はビタミンCやビタミンEを積極的に摂り入れるように心掛けてください。ビタミンCには、シミの原因となるメラニン色素の働きを抑制して、コラーゲンの合成をサポートしてくれる働きがあり、ビタミンEには、血行を促進し、肌のターンオーバーを整える作用があります。肌がダメージを受けやすい夏こそ、正しいスキンケアを行って、美しく健康的な肌を保ちましょう!

【参考URL】
<Watashi+ 株式会社資生堂>
https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008379/
<KOSE 株式会社コーセー>
https://www.kose.co.jp/kose/skin_care/skincare66.html
<Domohorn Wrinkle 株式会社再春館製薬所>
https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/skin-troubles/summer_skin/#ank02
<持田ヘルスケア株式会社>
https://hc.mochida.co.jp/basic_skincare/bodycare/aftercare.html
<健栄製薬株式会社>
https://www.kenei-pharm.com/healmild/column/dry_skin/column115/
<健康管理情報 日本成人病予防協会>
https://www.japa.org/tips/%e3%81%93%e3%81%ae%e3%81%be%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%84%e3%81%84%e3%81%ae/

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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