メンテナンス
生活習慣を改善して、夏の疲れを解消!
2024.8.20
質の悪いダラダラ睡眠はNG!
朝、起きても疲れがとれない、身体がだるい、食欲がない…など、夏の疲れが溜まっていませんか? 夏の疲れを回復させるには、規則正しい生活、バランスの良い食事、質の良い睡眠が大切です。特に、質の良い睡眠は必須。私たちは、睡眠中に身体や脳の疲れを休息させ、修復・再生しているので、質の悪い睡眠では日中の疲れを回復させることができません。
睡眠の質が低下してしまう原因は、人によってさまざまですが、生活習慣、寝室環境、ストレスが大きく関係していると言われています。例えば、生活習慣ですと、就寝前にテレビやパソコン、スマートフォンを使用すること。画面から発するブルーライトは、睡眠を促すホルモン「メラトニン」の分泌を抑制し、眠りを妨げてしまう恐れがあります。
また、寝室環境も重要です。快適な湿度や温度、明るさや音など、リラックスして眠りにつきやすい環境を整えることが大切。暑く寝苦しい部屋、眩しくてうるさい部屋では、睡眠の質も低下してしまいます。自律神経のバランスを崩してしまうストレスも、睡眠の質に悪影響を与えます。ストレスによって、自律神経のバランスが乱れることで、交感神経と副交感神経が上手に入れ替われず、不眠や睡眠の質を低下させることに繋がります。
激しい気温差が体調不良の原因に
睡眠の質を低下させてしまう、自律神経の乱れ。自律神経のバランスを崩してしまう原因には、ストレスだけでなく、夏場の激しい気温差も影響しています。オフィスなどの室内は、冷房が効きすぎた状態、室外に出ると35度を超えるような暑さ。身体が激しい温度差に順応できず、自律神経のバランスが崩れて、体調不良を起こしやすくなってしまうのです。
室内と室外との温度差を出来る限り広げないようにするために、エアコンの設定温度は25~28度を目安に設定するなど、冷やしすぎない意識を持つことが大切です。ただし、設定温度が高すぎると、熱中症の恐れもあります。ご自身の体調をみながら、エアコンの温度を調整するように心掛けましょう。
その日のうちに疲労回復!
暑いからと言って、入浴をシャワーで済ませてしまうのは、疲れを溜めてしまう要因になります。一日の疲れを癒すには、ゆっくりと湯船につかって身体の巡りを良くすることが大切です。冷房や薄着、冷たい食事や飲み物など、身体を冷やしてしまう原因が多い夏場。湯船につかって、身体を温めることで血管を拡張させて、血流を改善させましょう。全身の血行が良くなることで、新陳代謝が高まり、疲労回復にも効果が期待できます。夏の疲れは溜めこまず、その日のうちにリセットするように心掛けましょう。
入浴以外にも、適度な運動で汗をかくことも、疲労回復におすすめです。軽い運動をして、全身の血行を促すことで、自律神経のバランスが整い、疲労回復につながります。ただし、炎天下での運動や、ハードな運動は命の危険を伴う恐れがあるため、絶対にNGです。涼しい場所や時間帯を選び、ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で適度に身体を動かすようにしてください。もうしばらく暑い日が続きそうですが、毎日の生活習慣を見直して、秋が来る前に夏の疲れを回復させましょう!
【参考URL】
<山梨県厚生連>
https://www.y-koseiren.jp/special/food_nutrition/2961
<FANCL ONLINE 株式会社ファンケル>
https://www.fancl.co.jp/clip/healthcare/feature/2207-2/index.html
<疲れに効くコラム 大正製薬株式会社>
https://brand.taisho.co.jp/contents/tsukare/60/
<サワイ健康推進課 沢井製薬株式会社>
https://kenko.sawai.co.jp/theme/202008.html