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突然の眠気、マイクロスリープに要注意!

2026.4.20

マイクロスリープとは

「春眠暁を覚えず」という言葉もあるように、春の朝は心地が良く、ついつい寝過ごしてしまいがち…。そんな春の穏やかな気候による眠気なら良いのですが、仕事中や会議中、運転中や電車の中など、気が付いたら一瞬、意識がなかったという経験はありませんか? その症状、もしかすると、近年、さまざまなメディアで取り上げられている「マイクロスリープ」かもしれません。

「マイクロスリープ」とは、ほんの数秒間だけ意識が途切れる現象のこと。自分では眠っているつもりがなくても、脳が一時的に休息モードになり、外部の刺激に反応できなくなります。慢性的な疲労や睡眠不足が蓄積している際や、単純な作業を行っている時に起こりやすく、長時間の運転中に突然意識が途絶え、大きな事故につながるリスクなどが指摘されています。

マイクロスリープの原因や症状

「マイクロスリープ」が起きる仕組みは、脳の覚醒状態を保つ機能が一時的に低下し、部分的に“脳が寝ている”ような状態になることで発生します。慢性的な睡眠不足により、強制的に一部の活動をオフにして、脳を回復しようとする防御反応のようなもの。とくに、脳の司令塔のような役割の「前頭前野(ぜんとうぜんや)」などで活動低下が起こると、意識が保てなくなり、一時的に意識を失ったような状態に陥ってしまいます。

「マイクロスリープ」は、睡眠不足によって引き起こされるケースがほとんどですが、その他にも、日常的な喫煙やストレスなども原因の一つとして挙げられます。一瞬の眠りのため、本人が自覚しにくいのが「マイクロスリープ」の特徴です。強い眠気を感じた際に、眠気を払いのけようと身体を動かす動作が多い方は要注意。下記の症状に当てはまる項目が多くないか、ご確認ください。

【動作の一例】
・無意識に顔、頭、身体を触る
・上半身や腕を伸ばす
・大声を出して独り言を言う
・意図しないあくびをする
・意図的に顔や身体を叩く
・貧乏ゆすりをする

マイクロスリープの予防&対策

「マイクロスリープ」は、適切な対策を行うことで予防することができます。最も重要なのは、十分な睡眠時間を確保すること。一般的に、成人は1日6時間以上の睡眠が推奨されています。また、就寝や起床時間を一定にして、規則正しい生活を過ごすことで、体内時計が整い、眠りの質が向上します。睡眠不足が続いてしまうと、「マイクロスリープ」のリスクが高まるため、質の良い睡眠を十分に確保するように心掛けましょう。

もし、日中に眠気を感じてしまったら、眠気を解消し、その後の活力を高めるためにも、安全な場所を確保して、仮眠を取るのがおすすめです。ただし、仮眠を取る際は、寝すぎないことが大切です。仮眠は、10~15分程度を目安として、長くても20分以内とどめるのがポイント。これ以上眠ってしまうと、睡眠が深くなってしまい、目覚めた後に強い眠気やだるさが残りやすくなってしまいます。

十分な睡眠を確保しているにも関わらず眠気が続き、生活や仕事に支障が出る場合は、できるだけ早く専門医に相談するようにしてください。

【参考URL】
<サワイ健康推進課 沢井製薬(株)>
https://kenko.sawai.co.jp/theme/202409.html
<日本睡眠学会>
https://www.jssr.jp/sleepandsociety1
<いびきメディカルクリニック>
https://www.ibiki-med.clinic/column_n/sleep-quality/micro-sleep/
<医療法人正幸会 正幸会病院>
https://www.seikohkai-hp.com/blog/2522/

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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