メンテナンス
不安を救うウォーキング術
2020.4.17
ウォーキングで不安を救えるのか?
僕たち人間は、どうして不安になるのでしょうか?
精神医学や脳科学では、この原因をセロトニン(幸せホルモン)の分泌量が少ないからではないかと考えられています。現在、新型コロナウィルスの影響で、緊急事態宣言が発令され、いつまで続くか分からない外出自粛や、補償の確定がない営業自粛要請など大変不安な日々が続いています。。そんな中、僕自身が、この状況も前向き(ポジティブ)に捉えられるのは、セロトニン(幸せホルモン)の分泌量が多いからではないかと感じています。
ウォーキングで、不安を救うことなんてできるのか?
セロトニンとは、『幸せホルモン』とも呼ばれ、やる気や幸福感を与えてくれる神経伝達 物質の一つで、心の安定に大きな役割を担っています。セロトニンの分泌が少ないと、ストレスを感じやすくなり、イライラや不安から不眠につながったり、、うつ病症状が現れることもあると言われています。。そんなセロトニンを分泌するには、どうすれば良いのか。今すぐ始められる、簡単な方法をご紹介します!
セロトニン(幸せホルモン)を分泌するためには 有酸素運動(ウォーキング)が効果的!
ウォーキング、ランニング、エアロビクスなど、いろいろな有酸素運動がありますが、ウォーキングが一番始めやすいと思います。 ただ歩くだけでなく、『光(太陽)』を浴びながら歩くと、さらにセロトニンが分泌されます。 通勤で一駅分歩くなど、最高ですね! とはいえ、、いきなり始めるのは難しいと思うので、まずは下記から始めてみては、如何でしょうか。
ステージ① : 朝起きたらカーテンを開けて光(太陽を浴びる)
ステージ② : ステージ① + 背伸び
ステージ③ : ステージ② + ベランダに出て深呼吸
と、少しずつステップアップしていくことをオススメします!
慣れてきたら、いよいよ歩いてみましょう!
歩くポイントを3点お伝えします!
⒈ 靴はかかとを合わせる
つま先でトントンする方も多いと思いますが、歩くときはかかと、小指球(小指の付け根)、母指球(親指の付け根)の準備で地面に着地します。 なので大事なのはかかとです。かかとがあっていないと捻挫や靴擦れ、ふくらはぎの張りにもつながる可能性があります。 かかとをトントンして靴を履きましょう!
※日頃からテニスボールで足裏を踏み踏みすると、骨の形も整い足も軽くなりますよ!
⒉ お尻を使うためにも鎖骨を広げよう!
猫背の姿勢(身体が丸くなっていると)では重心の位置がずれ、お尻の筋肉がうまく使えずに太ももやふくらはぎが疲れやすくなります。 重心の位置を整えるには、姿勢を正すこと!胸を張ることが大切ですが、肩甲骨を寄せる必要はありません。 肩甲骨を寄せると方が上がってしまうため、肩を痛める可能性があります。肩甲骨ではなく鎖骨(首の下の骨)を引く、広げる意識をしてあげてください。 姿勢が整えば、お尻で歩けてヒップアップにも繋がります!
※日頃の座り方が立ち方、歩き方に繋がります!デスクワーク中でも1時間に1 回鎖骨を広げましょう!
⒊ まずは12分!または好きな歌を3曲!
12分は約1㎞歩ける時間です!最初の目標にはとても良い距離なので是非参考 にしてみてください!
慣れてきたら15分、20分と時間を増やして行きましょう! 時間を確認するのが面倒な場合にオススメするのは音楽です。 まれに長い歌もありますが、4分~5分ほどの歌が多く良い目安なります。 ご自身の気持ちが乗る曲を聴きながら歩くとやる気アップにも効果ありです!
かかとを合わせ、鎖骨を引き、まずは12分から始めてみましょう!
ウォーキングは、始めてからすぐに不安が解消されるわけではありません。ですが、運動を続けることで、不安障害やうつ病などのメンタル改善に効果があることは多くの方の体験や治験でも示されています。不安な日々が続き、ストレスを感じることも多くなると思います。未来は、今の積み重ね。今の感情(メンタル)が未来をつくります。
セロトニンをバンバン分泌して、今を明るく元気に楽しみましょう!
あなたの心身をコントロールできるのは、あなただけです。
小寺 裕之 氏
オフィシャルサイト
https://mosh.jp/kotten/home
大阪を拠点にフィットネスクラブやパーソナルジムなどで活動中。
《お米を食べてダイエット》をテーマに運動と食事の大切さを発信。
活動の幅は広く、フィットネスクラブではスタジオレッスン(エアロビクスや格闘技レッスン、ピラティスやストレッチポールなど)行うほか、地元ラヂオでは健康講座コーナーを担当。また、国内のみならず日韓交流フィットネスイベントも主催する。健康診断表を持参すれば参加費が無料になる予防医療×フェス【YOBOFES!】を企画、運営し自身もMCとして出演。だんじり祭りを広めたい!とだんじり体操を考案。大阪のシンボル通天閣をテーマにした通天閣体操の振付けをも担当。