メンタルケア
心地良い眠りへと誘う「ハーブティー」
2020.10.7
なかなか寝付けない原因は、就寝前の過ごし方!?
芸術の秋、読書や映画鑑賞で時間を過ごし、ついつい夜更かしがちという方、多いのではないでしょうか? せっかくの秋の夜長ですが、質の良い睡眠を取るためには、就寝直前に音や光で脳を刺激するのは禁物です。特に、電気を消した部屋で、スマホやテレビを観ると、光がダイレクトに脳を刺激するので、寝付けなくなってしまいます。なかなか眠りにつけないという方は、もしかすると、就寝前の過ごし方に問題があるのかもしれません。
快眠の秘密は、体温を下げること!
本来、私たちの身体は、体温が下がり始めると自然な眠気がおきるようになっています。例えば、眠くなった赤ちゃんの手足は、暖かくなっていますよね? これは、赤ちゃんが手足の血管を開くことで、身体の外に熱を放出して、体温を下げているためです。私たちが眠りにつくためには、身体の深部の体温である「深部体温」が徐々に下がっていくことが必要です。深部体温を下げるには、まずは、深部体温を上昇させることが大切。体温を上げることによって、身体の内で体温を下げようとする働きが起こるからです。
気持ちを落ち着けてくれる「カモミールティー」
そこで、オススメなのがハーブティーです。ハーブには、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、抗酸化作用もあるので、健康や美容にとても効果的。また、ハーブティーの香りには、リラックス効果やリフレッシュ効果もあり、気持ちを落ちつけて心地良い眠りへと誘ってくれます。なかでも、「カモミールティー」は、精神をゆったりと落ち着けてくれる働きがあります。ヨーロッパでは、古くから緊張を鎮めて安眠を促す作用があると言われ、不眠症対策として親しまれてきました。「カモミールティー」の蒸気には、鼻づまりの改善に働きかける効果もあるため、寝ている間に口呼吸になるのも防いでくれます。喉が乾燥しやすい、これからの季節にピッタリですね。就寝前のリラックスタイムに、カモミールの優しい香りを楽しみながら、ゆっくりと味わってみては如何でしょうか。