会員数250万人のメンタルヘルスケア専門企業が運営する「未病ケアラボ」

メンテナンス

猛暑を乗り切る“夏バテ対策”のススメ!

2021.7.9

夏バテの症状と原因について

温暖化などの影響もあり、年々過ごしにくくなっている日本の夏。猛暑日や熱帯夜が増え、日中の最高気温が40度を超える地域も多くなっています。炎天下とエアコンの効いた室内の温度差が、20℃近くになることもあります。

暑い日が続いて、「何となく疲れが抜けない」「食欲が湧かない」「身体がだるい」と感じることはありませんか? もしかすると、その症状は「夏バテ」かもしれません。「夏バテ」の主な原因には、体内の水分やミネラル不足による脱水症状、食欲低下による栄養不足、室内外の温度差などによる自律神経の乱れが挙げられます。

夏のうだるような暑さだけでも体力が消耗されるのに、室内外の温度差による体温調整をしなければならず、身体にとってかなり過酷な環境。そのうえ、暑さで冷たい物を飲みすぎたり、食べ過ぎたりしてしまい胃腸の不調を起こしたり、冷えすぎた室内にいることで身体の冷えや、自律神経の乱れから肩こりや頭痛を起こしてしまうことも…。

また、寝苦しく寝付けない夜が続くと、寝不足気味で疲れが取れにくくなります。「夏バテ」をしにくい身体を作るには、毎日の生活習慣を整えることが第一歩。まずは、日々の生活を見直してみましょう。

夏バテを予防する“5つの生活習慣”

① こまめに水分補給を行う
喉が渇いたなぁと感じる前に、少ない量でもこまめに水分を摂ることが大切です。就寝中も汗をかくので、就寝前や起床時には水分補給を忘れずに。熱中症予防のためにも、水やお茶をこまめに飲みましょう。

② 温度差や身体の冷やしすぎに注意
室内外の温度差や、冷房による身体の冷やしすぎは自律神経の乱れの原因に。エアコンの設定温度は28度程度を目安にして、室内外の温度差は5度以内にするように心掛けるのが大切です。外出先などの冷えすぎた室内では、衣類やストールなどを活用して体温調整をしましょう。

③ しっかりと睡眠をとる
夏の疲労回復や自律神経を整えるには、質の良い睡眠が必須。暑さで寝苦しい夜は、エアコンのタイマーを上手に活用して、室内の温度を快適に保つようにしましょう。一晩中エアコンをつけていると、身体を冷やしすぎてしまい、睡眠の質を下げてしまう可能性が高いので要注意。氷枕や市販されているクールアイテムを活用するのも、ひとつの方法です。

④ 適度な運動を行う
軽く汗ばむ程度の運動を行い、上手に汗をかけるようにすることが大切です。とは言え、炎天下でのハードな運動は禁物。早朝や夕方など比較的涼しい時間帯を選び、ウォーキングやラジオ体操など、無理をせずにマイペースで続けられる運動がおすすめです。

⑤ バランスの良い食事を摂る
夏場は食欲が落ち、「そうめん」や「うどん」などの炭水化物に偏ってしまいがち。一方、タンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足しやすくなります。バランスの良い食事を摂るために「一汁三菜」を心掛けるようにしましょう。主菜は、肉や魚などのタンパク質。副菜は、野菜を多く使った料理でビタミンやミネラルを補給。汁物は、お味噌汁やスープで水分を摂るように意識しましょう。

夏バテ予防におすすめの食材はコレ!

バランスの良い食事を摂ることが大前提ですが、夏バテの予防や疲労回復に効果的なのがビタミンB1です。特におすすめなのが、豚肉やウナギ。豚肉のビタミンB1の含有量は、牛肉の10倍以上もあり、タンパク質も豊富。ウナギは、「土用の丑の日」で知られるように、夏のスタミナ食の代表格。ビタミンB1をはじめ、ビタミン類、ミネラル、タンパク質が豊富に含まれています。消化吸収も良いので、夏の疲れた胃腸にもおすすめの食材です。これからいよいよ夏本番、夏バテ予防のためにもスタミナをつけておきましょう!

メンタルヘルスケアにご関心のある方は、下記のサイトを御覧下さい。

HOME

廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

廣田 美千代さんの記事一覧

  • f
  • LINE