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顔も脚もパンパン! 梅雨時に起こりやすい、“むくみ”対策

2021.6.18

梅雨時のむくみの原因とは…

雨が降る日が多く、ジメジメとした梅雨の季節。気温や湿度が上がり始め、何となく身体が重だるいという方も多いのではないでしょうか? もしかすると、その原因は、新陳代謝が滞っているからかもしれません。私たちの身体は、汗をかくことで体温調整を行っていますが、湿度が高くなると、汗が蒸発しにくくなります。そのため、体内に余分な水分や老廃物が溜まり、身体が重だるく感じたり、顔や手足などにむくみが出てしまうのです。

また、湿度が高いと気圧が下がるため、自律神経のバランスが乱れやすくなります。交感神経が刺激されることによって、血管が収縮し、血流が悪くなることで、さらにむくみやすくなってしまうと考えられています。

ふくらはぎのマッサージでむくみ改善

身体の中で、特にむくみを感じやすいのが脚。ふくらはぎは、“第二の心臓”とも呼ばれ、心臓に血液を戻すポンプのような働きをしています。ふくらはぎをマッサージすることで、全身に血液が行きわたりやすくなり、余分な水分や老廃物も流れて、むくみ改善が期待できます。

【ふくらはぎのマッサージ法】

STEP1:膝裏を揉みほぐす
両手の四本の指を膝裏にあて、気持ち良いと感じる強さで、指を押して離す動きを繰り返す。まずは、膝裏のリンパ節をもみほぐして滞りを解消する。

STEP2:足首から膝に向かい流す
両手でふくらはぎ全体を包み込むように持つ。足首から膝裏に向かい、両手を滑らせる。脚裏だけでなく、脚の表や脇も同様に行う。

STEP3:ふくらはぎから膝裏までプッシュ
ふくらはぎの裏側を両手でつかむように持つ。両方の4本の指を使い、気持ち良いと感じる強さで、ふくらはぎの下から膝裏に向かい、指を押して離す動きを繰り返す。

STEP4:ふくらはぎを揉みほぐす
親指と4本の指で、ふくらはぎを挟むようにつかむ。気持ち良いと感じる強さで、「握る、離す」を繰り返す。

※STEP1からSTEP4の動作を5回程度繰り返します

痛みを感じたり、体調が優れない際は、すぐにマッサージをやめてください。

顔のむくみは、ツボ押しでスッキリ!

顔のむくみを改善するには、顔のツボを刺激するのが効果的です。新陳代謝を高め、血行やリンパの流れをスムーズに整えてくれます。血行が改善されて顔色が良くなるので、顔のくすみが気になる方にもおすすめです。
※強く押しすぎてしまうと、神経を傷つけてしまうことがあるので要注意。

①こめかみの下のくぼんだところ「太陽(たいよう)」
両方の人差し指や中指の腹を使い、左右同時にゆっくりと押す。気持ち良いと感じる程度の強さで押すのが大切。ツボの周りを円を描くようにマッサージするのも効果的です。

②黒目の下、約1センチ下にあるくぼみ「四白(しはく)」
人差し指と中指の腹を使い、気持ち良いと感じる程度の強さで、押し上げるように押す。ツボの周りを円を描くように揉んだり、指先で軽くパッティングするのも効果的です。

③頬骨の一番高い位置の真下にあるくぼみ「顴髎(けんりょう)」
親指の腹で、こめかみに向かって押し上げるように押す。気持ち良いと感じる程度の強さで、ゆっくりと呼吸をしながら押します。

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廣田 美千代
女性サイトの編集長を経て、フリーランスに。 雑誌やWEB媒体を中心に、美容記事やインタビュー記事を随筆。WEBプロデューサーとしての経験を活かし、 コンテンツの企画・制作や、化粧品会社のWEBコンサルティングなどにも携わる。

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